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いつまでもブレずに行動する議員 MASATAKA MATSUO 

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平成26年第1回(3月)定例会 一般質問
総事業費4億円を投じる「みどりの森公園事業」の凍結を!(平成26年3月議会)


◆9番(松尾正貴君) 9番、新未来なかがわの松尾正貴です。
 今回はこの数ケ月多くの町民の皆様と対話をして、そんな万人の利用できない公園は要らないとの声が出ているみどりの森公園事業について質問させていただきます。
 さて、火葬場華石苑近くの町有地27万平方メートルに予定されているみどりの森公園も第5次那珂川総合計画実施計画に平成26年度から境界測量及び公園内防災計画等にかかわる業務委託として、事業費498万円を皮切りに順次予算計上を検討されており、着々と整備に向けた方向性が示されております。
 しかし、この事業は詳細に金額まで実施計画に記載してあるにもかかわらず、平成26年度当初予算には計上されてきませんでした。
 今議会3月10日に行われた新未来なかがわの会派代表質問の中で、当初予算に計上されなかった理由を町長は次のように述べられました。
 現地の森林の特性や周辺条件を生かしながら、いかに経費削減できるか、再度事業内容を精査していると、この発言は事業内容を全くの白紙か根本的に変更するのか、それとも大枠の内容は変えず、間伐の規模や工法内容を検討し直す程度なのか、どちらもとれる発言でした。
 通告書を提出する前に行われていたみどりの森公園事業についての経済福祉常任委員会と執行部による勉強会では、災害面等考慮して、森林伐採の面積等は再度検討する必要があるとの認識は持たれていましたが、大枠の変更に関しては執行部から一切聞いておりません。
 よって、白紙撤回の考えは今のところないと思いますので、通告に従い質問させていただきます。
 さて、この事業の予算は、当初2億5,000万円程度と聞いておりましたが、木々の間伐により出た木材の伐採、搬出、林地開発許可、駐車場及び池の整備で1億5,000万円程度の費用が追加となり、総事業費が4億円程度まで膨らむとの説明を受けております。
 私は事業費4億円程度に膨れ上がったからみどりの森公園事業に異論を唱えるのではありません。
 当初予算の2億5,000万円程度でつくられるとしても、事業の凍結の声を上げさせてもらうつもりでした。
 これは今後の見直しによりコストが下がったとしても、事業内容が変わらんのであれば同じです。
 ここからは私が町民の声を代弁してこの事業の凍結を訴えるということをご理解いただきたいと思います。
 まず、元地権者の総合運動公園から計画変更の説明についてお聞きいたします。
 このみどりの森公園ができる予定の土地は、当初総合運動公園をつくる予定で、11億2,000万円を投じ、購入されたと聞いております。
 当初の施設計画では、陸上競技場がある多目的広場、野球場1面、総合体育館1棟、テニスコート8面、クラブハウス、管理棟、駐車場等、スポーツをしている人なら誰でももろ手を挙げて喜んでくれる施設ができる予定でした。
 しかし、その事業費は土地代を除くと62億円弱かかる壮大な事業であり、当初の予定どおり62億円を投じ、事業を続行したならば、他の事業への影響が出て住民サービスに影響が出るとの判断により、平成22年に計画の見直しが決定されました。
 その後、野球やサッカーができるグラウンドとマウンテンバイクコースに変更されたと聞いております。
 その事業費11億円弱を投じ実施されるやさきに、三たび財政状況により計画見直しが行われ、2億5,000万円を投じるみどりの森公園事業となったわけです。
 その事業費2億5,000万円もさらに増額され、4億円程度を投じる今回の計画になったと認識しております。
 今回の計画は、現地の形状を大きく扱わず、駐車場を点々と配置し、小規模な芝生広場とアスレチック場があり、散策ができる四季の森、野鳥の森があります。そして、標高が一番高いところにマウンテンバイクコースがあるのが今回の計画の特徴です。
 さて、執行部にお聞きします。
 この土地を売られた元地権者の中には、総合運動公園をつくるとの説明を受け、売ったはよいがグラウンドなどの運動施設はいつできるのかと言われている方もおられます。
 土地は買って町のものになったのだから、あとは近隣の住民に説明会をすれば問題はないとの認識があるのでしょうか。
 私は元地権者に対して報告の義務はなくても、道理はあると思います。
 元地権者に対する報告と説明を行う気があるのか、答弁をよろしくお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 まず、当初の総合運動公園整備計画にご理解いただいて、ご協力くださった地権者の皆様には大変感謝しているところでございます。
 ご質問につきましては、土地取得後の整備内容等の変更でございますので、元地権者の皆様に説明を行う考えはございません。
 なお、地元区の上梶原区と安徳区の皆様へは平成24年度に計画変更を行うこと及び整備内容につきまして説明会を実施いたしております。
 以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) 
 確かに町有地ですので説明の義務はないと思います。
 しかし、道理もないとは私は思いません。
 私ならきちんと説明し、最初の約束とは違うが、町民が喜んでもらえる施設になると自信を持って伝え、説明をし、元地権者にも理解を求めると思います。
 報告も説明もしないというのはいかがなものかと思います。
 本町は町民目線でみんなが主役のまちづくりを掲げています。
 主役は執行部でも議会でもなく、町民だと思います。
 この席に着く前に傍聴席を見させていただきましたが、本日は元地権者の方も傍聴に来ておられました。
 もう少しだけ主役である元地権者の気持ちも考えられてご検討いただきたいと思います。
 私はみどりの森公園事業について町民が喜ぶ施設ではないと考え、異論を唱えています。
 しかし、執行部は町民が喜ぶ施設だと思って自信を持って計画されているはずです。
 そうであるならば、元地権者の方に自信を持って説明すれば理解していただけるのではないでしょうか。
 いつになったら運動施設をつくるのかと声が出ている以上、機会をつくり説明されたほうがよいのではないかと助言させていただきます。
 次に、調査不足は技師職員数が不足しているのではないかについてお尋ねします。
 今年の2月7日、経済福祉常任委員会のときに木材運び出しに係る費用が8,000万円程度、そのほかに林地開発協議許可に500万円、駐車場、池の整備に3,000万円、実施設計に800万円、その他の消費税がかかると説明を受けております。
 公園用地内で間伐木材を放置できず、搬出の必要があることや林地開発に係る許可費用などは事前に確認すればわかりそうなものだと思います。
 職員も人間なので間違いはあると思います。
 しかしながら、単なるミスではなくて、職員の数が不足していて、業務に追われているからじゃないでしょうか。
 その中でもとりわけ技師の数が不足しているのではないかと私は思います。
 公園関係の技師は何名でやられておるのでしょうか。その人数で足りていますか、ご答弁をお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 公園関係は都市計画課管理担当で業務を行っており、管理担当に所属する職員は係長1名、一般事務職員3名、技師1名となっております。
 このうち五ヶ山ダム周辺整備を除く公園の計画及び維持管理については、技師1名で対応しております。
 今回の増額につきましては、当時の調査検討不足によるところでありまして、職員数を問題とすべきではないと考えております。
以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) 
 今回計画中であるみどりの森公園、それから予算計上されている新設の中部公園、そして既存の公園52ケ所の維持管理を1人の技師が行われていて、職員数が問題ではないということですが、本当にそうなんでしょうか。
 今回の新卒の技師採用は1名だったと思います。
 ただ、今回採用した技師がどこへ配属されるかはまだ決まっていないと思います。
 ベテラン技師も今後定年を迎え、知識と経験を持った技師が少なくなっていきます。
 今の公園管理を1人で十分こなされている現状を見ると、よほど知識と経験を有する方だと思います。
 前回の議会で若杉議員の一般質問にて執行部は職員は足りていると言われました。
 今回も職員数が問題でないと言われてしまいましたので、もうこれ以上何も言うことはございません。
 くれぐれも業務量により職員がパンクしないように対話を大切にされることをお願いいたします。
 それから、当時の調査検討不足だから職員数を問題とすべきではないとの答弁は、職員不足より問題があるかなと思います。
 職員不足で多忙となり起こり得るミスも重大なことですが、調査検討不足のものを計画に上げ予算化を目指しつくろうとしていること自体がびっくりいたします。
 まだ職員数が足りず多忙でミスがありましたのほうが人間らしくてよかったと思います。
 人間誰しもミスはありますので、前のことはとやかく指摘するつもりはありませんので、今後は十分ご注意していただきたいと思います。
 さて続きまして、災害安全対策についてお聞きいたします。
 今回建設が予定されている土地ですが、私が議員になる前に自生しているツバキに興味があり、道なき道を通り山中を放浪したことがあります。
 四季の森、野鳥の森となる場所にも行きましたが、そこはちょうど谷底となり、一番下には池があります。
 その両側には急激に駆け上がり木々の伐採を行うと、近年多発している大雨のときには山が持つ自然の保水力がなくなり、土砂崩れなどの災害の危険を増すのではないかと思います。
 四季の森、野鳥の森となる場所の間伐は全伐と聞いておりますが、四季の森、野鳥の森と名がつくだけあって、全伐にて木がない状態にはしないでしょうが、間伐の仕方によっては現在より危険は増すと思います。
 今回つくられる場所は谷底であり、谷底には水が集まり、地表、地下を水が走ります。
 近年の豪雨では短時間に想定を超える雨が降り、保水力が下がった谷では、下流には水害をもたらしたり、散策路をつくる公園地内での土砂崩れなども懸念されます。
 一度滑った山は原状に戻すことはできず、砂防ダムなどにより復旧することになるでしょう。
 豪雨対策や山肌が滑らない対策、そして下流への水害対策を講じなければ税金を使い、せっかくつくった公園も砂防ダムをつくるはめとなり、誰も利用できない公園となります。
 経済福祉常任委員会に属す8名の議員からも、さきのみどりの森公園事業における視察及び勉強会のときに災害に関する懸念を口々に言っておったことは執行部も理解されていると思います。
 町民の財産を守るのが第一であるにもかかわらず、対策次第では町民の財産を奪いかねないことになります。
 今回どのような災害防止対策を講じているのか答弁をお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 まず、急激な環境変化を避けたいと考えております。
 そのため、全伐箇所は3年程度に分けて伐採し、その都度植樹をしていくこととしております。
 間伐につきましても、植樹はいたしませんが、同様でございます。
 また、公園整備に当たっては、福岡県と事前に林地開発協議を行う必要がありまして、その申請においては開発地から出る雨水等の流量計算及び排水計画や必要調整要領を示し、その対策が実施されることを前提に開発の許可を受けることとなります。
 町としても災害防止対策は最も重要として現在伐採範囲等について検討をしているところでございます。以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) わかりました。
十分災害安全対策は検討されているということで理解させていただきます。
今回はやはり四季の森、野鳥の森となる場所は谷底であって、十分そのようなことを留意してやられてほしい。
そして、この池の部分は農業を営む人たちにとっては大事な池であり、その下に住まわれている住民にとっては水害を抑制するために大事な池であるということを十分認識されて取り組まれてください。
 続きまして、間伐の方法と費用についてお聞きいたします。
 さて、今回の公園整備ですが、公園をつくらなくても、森林保全のために間伐はしなくてはならないと思います。
 当初間伐した木材をその場に放置する手法をとる予定でしたが、公園用地内に放置することはできず、間伐した木材を搬出しなければならなくなり、8,000万円程度の予算が増額になったということを執行部からお聞きしました。
 当初は搬出するのにそこまで大きな金が動くなら、私自身間伐した木材の放置を唱えようと考えておりましたが、2012年7月に起こった九州北部豪雨のときに間伐した木材を放置したことが原因で放置されていた木材が流れ出し、橋脚等にひっかかり、河川をせきとめたことにより氾濫したと言われております。
 大野城市選出の井上順吾福岡県議会議員は、間伐した木材の放置において警鐘を唱えており、私も適切な処理をすることが望ましいとの考えを持つようになりました。
 予定される山には杉やヒノキがあり、間伐した木材は売却益が出そうなものだと思いますが、売却と差し引いて8,000万円の支払いをして処分してもらわなくてはならないとのことを執行部は言われております。
 また、那珂川町内の公共建築物等における木材の利用促進に関する方針では、公共建築物において町産木材の利用促進に努めることとしております。
 杉やヒノキなどは建築材として利用価値があり、今後の公共施設建設や改修時期等に利用できると思います。
 コストが下がるような間伐の方法や今後の利用方法などについては検討されたんでしょうか。
 それから、今回の間伐の目的をお聞きしたいと思います。
 今回の間伐は森林保護のための間伐なのか、四季の森、野鳥の森、マウンテンバイクコースをつくるための間伐なのか、ご答弁をお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 まず、コストが下がるような間伐の方法や今後の利用方法のご質問ですが、現段階では安全面と費用面を考慮しながら、間伐材を持ち出すか、現地の数ケ所に集積するかなどの方法を検討しております。
 公園整備上は間伐材の切り捨て放置は避けるべきと考えておりまして、また議員も述べられましたように、切り捨て材の流出等による影響もなくすことを考えております。
また、間伐材の利用方法としましては、現地では散策路の丸木橋や階段等への利用も考えられます。
 持ち出した場合の利用につきましては、今後検討してまいります。
 次に、森林保護のための間伐か四季の森等のための間伐かというご質問ですが、当地は杉、ヒノキなどの針葉樹が多い場所ですが、山林内に太陽光も注がないような放置された状態であります。
 間伐を行うことにより、樹木の成長を促すとともに、下草が生え、地力、保水力も高まり、土砂崩れなどの災害等も起こりにくい森林をつくりたいと考えております。
 したがって、間伐は森林保護と公園としての景観を整備するためのものでございまして、立木の3割を間伐する予定でございます。
 次に、マウンテンバイクエリアや駐車場周りも間伐のみでございまして、四季の森、野鳥の森は当初計画では全伐し、植樹を行うこととしておりましたが、安全面と費用面から一定範囲は伐採を行って植樹、残る箇所は間伐を検討しております。
 なお、伐採後は広葉樹を植える計画でございまして、四季の景観を楽しむとともに、落ち葉が腐葉土となり、保水力が高まり、また根を張りやすい特徴から、大木となったときの災害防除に役立つことも期待しております。
 以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) わかりました。
 間伐の方法と費用について確認させていただいたのは、森林保護を目的として最短ルートで間伐道をつくり間伐するのか、それとも後に間伐道をマウンテンバイクコースとして利用できるように、曲がりくねった非効率的な間伐道をつくり間伐するのかを聞きたかったからです。
 四季の森、野鳥の森に関しては、当初聞いていた全伐であれば、間伐道による非効率は考えられませんが、マウンテンバイクコースについては3割間伐で、全伐ではありませんので、間伐道によるコストの影響はあります。
 もしマウンテンバイクコースの利用を考えた間伐道であるならば、非効率であり、コストも通常よりかかることとなります。
 私はそのようなことがあってはならないと思っております。
 それから、国産木材にて売却益が出ることはなかなか難しいと認識しております。
 今回間伐される杉やヒノキの利用先などを考えるべきだと私も提言しようと思ったんですけども、執行部もちゃんと考えていただいているようで安心しました。
 今後森林保護は継続して行われると思いますので、今後の町内公共物の建設、改修計画に対して将来的な町産木材活用計画を練らないといけないと思います。
那珂川町内の公共建築物等における木材の利用促進に関する方針、これもそのような方向性をきちんと示さないと、絵に描いた餅となり、国の法律、方針だから那珂川町もとりあえず方針をつくりましたということにもなりかねません。
 この方針の中には、建築材だけでなく、土木資材も含まれております。間伐した木材の一部は柵など丸太ぐいとして現地で利用することもできます。
 間伐道は最短ルートで、間伐材は現地で利用できるものは利用する、そして公共施設等への町産木材利用計画をつくるべきだと私は思います。
 理想論の話ですので、コストとの兼ね合いでどこまで実現可能かわかりませんが、ご検討願えればと思います。
 それでは、続いてなぜ形を変えながら公園をつくり続けようとするのかについてお聞きします。
 率直にどうしてこの場所に公園をつくり続けようとしているのかお教え願えませんでしょうか。
 当初の運動公園が財政的にもつくれない、その後規模を縮小しながら計画の変更を繰り返し、みどりの森公園という町民がまず喜ばないであろうと思われる公園となりながらでも、公園をつくろうという姿勢には理解できかねるものがあります。
 今から二十数年前から取りかかり、土地購入、測量、設計に税金を費やしたので、どうしても、どんな形でもつくらなくてはならないんでしょうか。
 それとも別の理由があるのでしょうか。
 私は岩門城登山道もすぐそばにあるので、一部の駐車場や万人が遊べるアスレチックや芝生広場には理解を示します。
しかし、土地全部を意地でも利用しようという今の計画には理解を示すことはできません。
 四季の森、野鳥の森、そしてマウンテンバイクコースの計画場所を有効な用途が決まるまで町有林として維持し、公園用地から切り離す考えはなかったのでしょうか、答弁をお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
切り離す考えはなかったのでしょうかということでございますが、公園用地として取得した土地でございます。
そういうことから、全体を公園の位置づけで整備することが望ましいと考えております。
議員のご意見は整備範囲、内容にかかわるものと理解させていただきまして、現在経済福祉常任委員会においてもご意見をいただいている最中ですので、議員のご意見も含め、今後の検討の参考にさせていただきたいと考えております。
 以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) 
 公園用地として取得されたためとのご回答ですね。
 いろいろ今の経済福祉常任委員会でも精査している途中でございますけども、みどりの森公園は、当初取得したときは公園とは名がつきますけども、その当時は運動施設ということで購入されたと思います。
 ただ、これは目的が運動するところと今回のものというのは全く違うんですけども、定義をちょっといろいろ調べてみると、公園の場合は、公園は公衆の利用を前提とする土地という定義がありまして、執行部が言われる公園という一グループに含まれてなるんですけども、今回この場所というのは特別な財源が入っていたり、特別な工場などがあって用途ができない縛りがある土地ではないと思います。
 このような形であるなら、今後公園ということにこだわる必要もないでしょうし、当初予算も計上されておりません。
 急がずのんびりと有効的な土地利用を考えていかれることもできる時間もできております。私はここに関しては、当面の間、目的がきちんと町民が喜ぶものが決まるまで自然林という形で残されるのが一番よろしいのじゃないかということでご提言差し上げます。
 さて続いて、マウンテンバイクコースの利用予測についてお聞きさせていただきます。
 まず、町有林での維持していただけないだろうかという確認したのは、万人が使えない施設を町有地で、しかも税金を使ってつくるべきかをご確認したかったからです。
 今回のみどりの森公園というのは、複数のゾーンに分かれて構成されております。
 危険が伴わない、万人が利用できる駐車場、小さいながらも芝生広場、アスレチック場、散策ルート、谷底で危険の可能性はあるが、万人が利用できる1キロの散策路を持つ四季の森、野鳥の森、そしてマウンテンバイクを乗る人にしか利用価値がない、利用者の数も明確にわからないマウンテンバイクコース、私は万人が利用できるものでない以上、町有地を無償で貸し、税金を投入すべきではないと思います。
 今回検討されているマウンテンバイクコースは誰が使いますか。
 万人が使いますか。
 一部のマウンテンバイク愛好者しか利用しないのではないでしょうか。
 素人でもマウンテンバイクに興味があり、乗ってみようと思う方もいないとは言いませんが、レンタルサイクルが貸し出される管理棟もなければ、常駐する管理者も検討されていない今の計画では無理だと思います。
 参考にされたという八女市上陽町のわらべの森マウンテンバイクコース、ここの維持管理は民間の自転車店を拠点とした団体の方がされております。
 このコースは里道で一部が市有地となっております。
 新たにコースをつくったわけでなく、道路が整備され、荒れて管理が難しくなってきた里道の活用方法をめぐってつくられたそうです。
 コース上にあるプレートも、町などが税金を使い設置したわけではなく、財団などの地域活性化助成金などを活用し、つくられたそうです。
 今回那珂川町のみどりの森公園内に計画されているマウンテンバイクコースは、維持管理を民間の団体がされることは一緒ですが、少し違うのは町有地につくられ、里道でなく、間伐作業道と自分たちで新たにコースをつくり利用することです。
 そして、そのコースは四季の森、野鳥の森の散策ルートにすりつけることもせず、マウンテンバイクのみが利用できる単独の限られた形態となっております。
 それでは、お聞きします。
 町有地にマウンテンバイクコースをつくるということであれば、利用予測などを把握していると思いますので、ご答弁お願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 日本マウンテンバイク協会九州支部が把握している人数としては、福岡県内の大会等に参加される競技人口は約1,000人程度であるとのことです。
 また、現在開催されている大会を参考にしますと、一つの大会で200人程度の参加者が見込まれます。
 大会以外での利用者につきましては、利用者予測を立てておりませんが、多くの方に利用されることを目指しております。
 ほかの施設の例でいいますと、多いところで年間1,000名程度の利用者がいる施設もございますが、逆にほとんど利用されていない施設もあるようでございます。
 以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) 
 一番多いところで年間1,000名という形ですけども、それとその一部でほとんど利用されていない施設があるということですけども、ちょっと私が調べた結果では、ほとんど利用されていない施設というのは、八女市上陽町、うちが参考にした場所ではないかなと思います。
 この上陽町のわらべの森マウンテンバイクコースなんですけども、日ごろの利用者は把握されておりません。
 また、わらべの森王国ランド秋祭りというイベントで行われるマウンテンバイク大会は、平成23年度が最後で本日に至るまで参加人数の減少により開催されておりません。
 昨年は新車試乗会との形で小規模な集まりが行われている程度です。
 多くの方が大会等の参加を見込まれるような形があると思うんですけども、まず私たちが聞き得た参考にしましたよというところの状況等、今回多いと言われるところのものがうちがつくろうという同じ規模の、また同じ施設状況なのかというのを、今後委員会等でもいろいろ勉強されていくと思いますんで、そのときにでもまたゆっくり聞かせていただきたいと思います。
 続いて、事故責任についてお尋ねいたします。
 このマウンテンバイクコースはもともとある里道に一部手を加えるわけではありません。
 間伐に使った作業道に利用者が自分たちで手を加えコースをつくるとの説明を受けています。
 それが原因で土砂崩れなどが起きたら誰が責任をとるんでしょうか。
 災害が起きたら行政が修復をしなくてはならないとの認識をさきの経済福祉常任委員会で言われておりましたので、これだけは真剣に考えていただきたいと思います。
 さきの経済福祉常任委員会による勉強会にて、八女市上陽町のわらべの森マウンテンバイクコースが現在災害にて一部利用できない場所があるとの報告を受けております。
 昔から踏み固められた里道でも災害があり得ることなら、新しく表土を削った間伐の効率を考え、災害対策を考える必要のない作業道と設計土木の知識のない素人がつくる部分的なコース、これが原因で災害が起こり得る可能性は十分あります。
 災害と人災は違います。
 決められた敷地内で自由にコースをつくり、それが原因で災害が起きたら責任は誰がとるのでしょうか。
 どこに責任の所在があるのでしょうか。
 それを考えると、災害が起きたら行政が対応しますという議論は成り立たないと思います。
 それから、ロードサイクリングと違い、それなりに危険なスポーツであるマウンテンバイクです。
 管理棟もなく、人も常駐しないで町有地を提供するというのが今の計画だと思いますが、事故などの責任を誰がどのような形でとられるのでしょうか。
 災害時の責任と事故の責任についてご答弁をお願いいたします。

◎地域整備部長(眞鍋典之君) お答えいたします。
 町有地の中ではサイクルスポーツ団体がつくるマウンテンバイクコースに起因する災害であっても、町の責任等が発生する場合があると考えております。
 したがって、町としては災害を誘発するような行為、これはしないよう指導してまいります。
 また、事故発生時における責任についてですが、自然の山中を走るという特殊性から、保険等により自己責任を前提に利用していただく予定でございます。
 以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) そうですね。
 一応管理者も何も管理棟もないということでやられるんでしょうけども、つくる場合はですね。
 何日かしてそこに人が倒れていたとか、誰も気づかないというパターンもあると思います。
 町有地内での計画ですので、くれぐれも責任のなすりつけ合いがないようにお願いして、税金を使うことがないようにしていただきたいと思っております。
 さて続きまして、一部の人しか恩恵を受けない施設をつくる理由をお聞かせください。
 今回町有地に無償でマウンテンバイクというスポーツを愛好する方々のためにつくられるコースですが、私はつくらないほうがよろしいかと思います。
 幾らコースの維持管理を自分らでしますといっても、町有地を無償で提供する行為には、愛好者でない大多数の町民に理解を求めることはできないと思います。
 また、車によるモータースポーツをしている愛好者もおられ、土地さえあれば自分たちで那珂川町にサーキット場をつくりたいと言っておられる方もおられます。
 今回のマウンテンバイクコースを町有地につくれば、今後さまざまな団体から町有地無償賃借の申し出があると思われます。
 そして、必然的に断る理由もなくなるでしょう。
 モトクロスバイクラリーを愛する愛好者もたくさんおられます。
 簡単に山の上でマウンテンバイクぐらいしか利用できないとの考えから、マウンテンバイクありきでつくられた計画ですが、前例をつくるということの重大性をもう少し真剣に理解し、考える必要があるんではないでしょうか。
 万人が使かえる施設をつくるのが税金で事業を行う執行部の役目だと思います。
 どうしても一部の人しか恩恵を受けない施設をつくるというならば、その理由を明確にすべきです。
 多くの町民が注目しているみどりの森公園事業、前例をつくるということの重大性について町長はどのようにお考えになられているのかご答弁をお願いいたします。

◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。
 マウンテンバイクエリアの設置につきましては、約27ヘクタールという広大な面積範囲においていかに事業費をかけずに活用できるかを考えた結果、事業費がほとんどかからないということから、この計画に至りました。
 また、議員が述べられましたモトクロスバイク等と比べ地形の変更や騒音発生など周辺環境への影響が少ないスポーツと考えております。
 近郊では利用できる場所がないため、マウンテンバイクを行える場所の確保とともに、町のPRの一助にもなるかと考えております。
 万人が使える施設をつくるべきということは、私も常日ごろからその思いで行政経営を行っているところでございます。
 その上でこの場所はこれまで申しました理由により計画を考えているところでございます。
 以上です。


◆9番(松尾正貴君) 
 環境への影響が少ないマウンテンバイクが行える場所とか、やはりモトクロスバイクとかになれば騒音も出ます。
 いろいろあると思いますけども、ただ今回の万人が使える施設をつくるべきという認識は同じのようでございます。
 もう一度万人が使える施設であるかを考えていただきたいと思っています。
 町長が常々言われている多くの町民という言葉を引用させてもらうならば、多くの町民が利用できる施設なのか、多くの町民が喜ぶ施設なのか、これをもう一度考えていただきたいと思います。
 今即答できないことぐらい、私にもわかります。
 ただ、幸いなことに当初予算も計上されておりませんので、町民の立場に立った目線で考える時間がありますので、よろしくお願いいたします。
 それでは最後に、約4億円を投じるこの事業、公園事業の凍結を願いお聞きします。
 私は那珂川町も企業であると自覚し、町民はお客様であると認識すべきだと考えています。
 即座にこの事業を凍結し、必要とされる事業に予算を回し、税金を支払っていただいているお客様である町民が喜んでもらえるようにしていただきたいと思います。
 最善のプランとして検討を積み重ねてこられたであろうみどりの森公園事業ですが、最良のプランではなかったと思います。
 二十数年間かけて検討、見直しを続けてこられ、予算を減らしながら何とか何かをつくらなくてはとの思いで今回の計画になったと思いますが、企業はお客様が喜ぶために物をつくり続けます。
 つくったものがお客様の喜ぶものでなかったら、すぐに手を引くことができます。
 しかし、行政はそれが町民の喜ぶものでなくとも、つくってしまったらなかなか手を引くことができません。
 限られた予算しかなく、町民が喜んでくれないかもしれない、今の計画ならば今手を出すべきではありません。
 みどりの森公園予定地の町有地は、今手をかけず、町有林として保持し、財政状況などを鑑み、適切な時期に適切なものをつくるべきだと思います。
 もしそれでもつくられるというならば、それ相応の理由があってしかるべきだと思います。
 私はこのみどりの森公園事業の計画の即時凍結、見直しを提言しますが、町長は即時凍結、見直しの考えはありますか、ご答弁をお願いいたします。

◎町長(武末茂喜君) お答えをいたします。
 凍結、見直しの考えはということでございますが、過去の経緯、限られた事業費の中でこの計画を立てていることにつきまして、まずご理解いただきたいと思っております。
 この公園は比較的市街地に近い場所で森林の特性や自然、周辺条件を生かしながら、憩い、安らぎ、軽スポーツの場所を提供できる公園をコンセプトに、基本設計では27.4ヘクタールの町有地の現地形をできるだけ変えずに、四季の森として紅葉、ツツジ、それから桜等を植栽して散策路を設置、岩門城跡につながる散策路との連絡路の設置、冒険広場としてアスレチックス、遊具の設置、町道両サイドに桜、紅葉などの植栽、展望広場、ポケットパークなどの町が見渡せる眺望場所の整備、マウンテンバイクエリアとしての利用などを計画し、公園としての整備を考えているところでございます。
 現在、経済福祉常任委員会においてもご意見をいただいているところであり、議員のご意見も含め今後事業内容の精査とあわせ総合的に判断したいと考えております。以上でございます。


◆9番(松尾正貴君) 
 現状では公園整備の大枠の変更を今のところは考えていない。
 しかし、今後精査し、総合的に判断すると何とでも受け取れる曖昧なご回答だったと思います。
 私は極論の事業凍結を訴えております。
 ただ、私の訴えている事業凍結をわかりましたと賛同することはできないでしょうし、即座に賛同するリーダーもいかがなものかと思いますので、適切な答弁だったと思います。
 この町有地においては、長い年月をかけて議論されてきたものに対し突然私が凍結だと声を上げた理由は、質問の中でも訴えさせていただいたように、本当に町民のために必要なのかをもう一度真剣に考えていただきたかったからです。
 私は自分勝手に異論を唱え、暴走はしません。
 よいものはよい、だめなものはだめと言うだけです。
 そして、必ず町民の声を聞いて言わせていただいております。
 何げなく読む「広報なかがわ」ですが、平成25年10月号にこんな記事が載っておりました。
 それはみどりの森公園事業計画案閲覧の案内です。
 そこには平成24年10月にみどりの森公園事業計画案に関する意見を住民の皆様より募集し、検討した結果、整備事業を進めていくとの記載がありました。
 あたかも町民の希望によりつくられることになったとの印象を受けますが、なぜ私の周りの町民の方は私と同じように異論を唱えるのでしょうか。
 中でも、事業内容を全く把握していない方が多くいました。
 どんな形で町民の意見を募集し検討したのか、それは今回通告しておりませんのでお聞きしませんが、広報では紙面の都合もあり、全ての情報を載せることが難しく、町民に限られた情報しか伝わっていないのではないでしょうか。
 私は町民への情報提供の方法、そして一番大事な町民の声を聞く方法が適切でなかったため、私の異論に共感している町民が多くいるのだと思います。
 それから、凍結の提案に今すぐ町長が同調できないのは百も承知ですが、私が提起した問題を真摯に受けとめ、事業内容の精査を行っていただけることを切に願っております。
 即答ができない今回のみどりの森公園事業に対する一般質問ですので、私の思いだけ一方的に言わせていただき、終わるのは申しわけありませんので、まだ少し時間がありますので、町長も何か思いがあればお使いなられませんでしょうか。
 よろしいですか。
 では、とりあえず、特になければ、さすがに即答で凍結の答えはいただけませんでしたが、みどりの森公園事業は当面の間自然林という形での検討をお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。

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那珂川市議会議員 松尾まさたか

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